私の「ワンオンワンレッスン」でよく使う言葉がある。
それは、「私にはそうは見えません」という言葉だ。
このレッスンでは受講生の方に、
まずは自己評価をしていただく。
再現答案の評価と内容を見て、
何が失点の理由だったのか?
具体的にどこがダメだったのか?
ご自身の判断を伺うのだ。
そうすると、ほぼ全員の方が「勘違い」をしている
事がわかる。そこで、この言葉だ。
「私にはそうは見えません。」
そして、問題点の本質、
真因について、具体的に説明していくのだ。
個別指導を約10年やってきた。
合格力を高めるには、本人が納得した勉強が要る。
だから、ご本人と私との見解の差を明らかにする
ことが学習スタートになる。
ところで、私の経験で言うと、
この時に私と同じ見解を
述べることができるのは、
100人中、1人くらいだ。つまり1%程度しかいない。
それほど受験生の皆さんは、自分の問題点を
勘違いしているということなのだ。
真の問題点を的確に指摘して差し上げることが、
悩める方の道を拓くことだと、私は確信している。
真因を指摘すると、殆どがはっと我に返った表情になり、
そして深く考え込まれる。
次は表情に光が差してくる。目が輝きだす。
最後は、「やっと見えました!
本当にスッキリしました。
実は、ずっともやもやしてたんです!」と
明るい表情になっていく。
この笑顔さえ引き出せれば、
その後の個人レッスンはとてもやりやすくなる。
受講生の方と私とが、同じ問題点を共有し、
同じ目標を持つ仲間として勉強できるようになるからだ。
ワンオンワンレッスン3月生の募集を開始した。
「本当のところ」をビシッとハッキリ、お伝えする。
もやもやしている方はぜひ!↓