中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo(スィ,エッコロ)」

AAS名古屋代表  鷺山はるこのブログです。 中小企業診断士2次受験ノウハウを惜しみなく掲載中!         ※Si.Eccolo!とはイタリア語で「はい、ここにあります。」という意味です。

設問分解

受験生の邪念

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こんなご経験は無いだろうか?
「今夜、家で食べるよね?」と家族から問われた経験が。

問われたことに問われたように答えると
「今夜、家で食べるよ。」となる。

だがこんな返事をしたことはないか?
「なんで?」

この回答は全く的外れだ。
問われているのは「イエス」か「ノー」なのに
理由を問い返すなんてナンセンスなのだ。
だが、けっこうある。

この回答をした方の心の中にはいったい、
何があると想像するだろうか?

・過去、食べると言ってすっぽかし、もめた嫌な経験
・自分の挙動を不信がられているのではという不安
・自分に食事を用意することが面倒だと思われているのでは?  
 という疑心暗鬼
などなど色々とあるのかもしれない。

この話から私が何をお伝えしたいかと言うと、
「問われたことに問われたように」答えられない方には
邪念があるということだ。勝手な思い込みがある。

家人は食べるかどうかだけを問うているのに
勝手に想像を逞しくして、的を外すのは
全て自分のせいだ、ということだ。

「今夜、家で食べるよね?」とだけ問うているのに、
『なんでそんなこと聞くんだろう?
わざわざ聞くのは、何か思惑があるからでは?』
そんな風に歪んで考えるから揉めるのだ。問題が大きくなる。

同じことが受験生にも言える。

設問文を素直に読まず、勝手に思い込んで読む。
そうして問われていないことまで答える。
結果、減点になる。それが積み重なり事が大きくなる、
つまり、不合格となる。

設問分解は正しくできているだろうか?
そもそものところで、国語的に正しく読めているか?

邪念を持たずに読もう。
特に複数年受験の方は要注意。
テクニックだけに走ると、
相手(出題者)正しい声が聴けなくなる。

『こう解くべき』という邪念で設問を読んではいけない。
素直に読もう。そして答えよう。
「問われたことに問われたように」
これが合格への基本だ。
hana3

6月開講の通信講座

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今日は、設問の読み方に
苦労されている皆さんへ
ご案内させていただきたい。
↓↓
過去問添削事例特訓講座(旧設問分解講座)だ。

これは設問の模範解答を分析していく過程で
次を学ぶ講座だ。

・設問文での仮説メモの出し方
・解答骨子の枠組み作成法
・与件文を1次知識で読み替える方法
・解答に使う1次知識の確認
・解答骨子の作り方、ロジカルライティング

模範解答がどのように作成されたかを
解答例集を使い、類推しながら、
整理してまとめていく。

設問1つにA4で2枚のボリュームになる。
5問あれば10枚、添削を受けることができる。
添削内容は、上記の内容の良し悪しについての
アドバイスだ。
つまり診断士の思考やスキル、知識があるか?
これについての評価を受けるのだ。

コメントは、担当講師だけでなく
この鷺山も入れさせていただく。
あなたのために、2名の講師が付く格好だ。

さて、今回の添削講座を受けて、
合格を掴んだ方は多い。

合格に必要なもの、それは何か?
この講座で緻密に勉強してね。

1次直前の方へは、日程変更できる仕組みもある。
ご希望があれば、サンプルや事前のご説明も行う。
今年、どうしても通りたい方は、
ご遠慮なくAAS名古屋へご一報いただきたい。
ご相談は無料だ。↓↓

問うことは何なのか?

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2次試験に合格するには、
「問われたことに問われたように」
答えることが最も重要だ。

この「問われたこと」には2種類ある。

ひとつは、文章として何を問われているかだ。
例えば「経営統合時の留意点」を
問われれば、答えるのはもちろん
「経営を統合する時に留意すること」だ。

だがここでいつも意識したいのは
「何の知識を問うているか?」だ。

2次試験は、1次知識の検証試験だ。
だから問題を解く時には常にこう考えてほしい。
「出題者は何の知識で答えよと言っているか?」と。

上記で使う知識は何だろう?
すぐにピンとくるだろうか?

・経営統合ということから
 買収のメリットデメリット
 やシナジー
・組織事例であれば組織戦略や人事戦略の知識
などなどだ。

試験では常に知識を想定してほしいと
言ったが、実務も全く同じだ。

社長が言っているのは、
何の知識か?そして
何の知識の観点で分析したり助言すればよいか?
これをいつも考えて解答するのが診断士だ。

「問われたことに問われたように」が
合格に必須の条件。

この条件には2つの視点あり。
「文章的に」と「知識的に」。
これをいつも忘れないでね。
hana6

カギは取り組み方と意識

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今日は、AAS名古屋の真骨頂とも言える、
「設問分解練習」についてお話したい。

過去の合格者の大半が取り組んだ練習法だとはいえ、
これをやってもなお、通らない人がいる。
なぜか?
実は通る人と通らない人の違いは、取り組み方と意識の違いにある。

まず正しい取り組み方は次のようになる。
・模範解答や設問の写経も一言一句丁寧に、確認しながらやる。
・模範解答をロジックツリーで整理する時は、限りなく客観的にやる。
 因果のコアな部分を見つけ箱図にする。
・最後に、模範解答を作成した人が、 
  どんなレイヤー、知識で考えたのか、仮説をあれこれ考えてみる。

この最後の「仮説をあれこれ考える」のが大事だ。
「あれこれ」が。

視点をひとつ見つけるだけではダメだ。
考えつくだけ出す。できるだけ多く考えるのだ。
ここで大きく思考力育つ。

さて、次に意識だが、真似しよう、習おうという姿勢はダメだ。

模範解答を作った人の考えを、「察しよう」「探ろう」と思うことだ。
模範解答を作った人に強く興味を持つ。
この意識があれば、この練習の成果は必ず得られる。

たまに「この解答は理解できないなあ」で終わる人がいるが、
そのやり方は間違っている。

また、さっさと写経してさっさとロジックツリーを作り、
「ふ〜ん」で終わる人もだめだ。成果は出ない。

模範解答作る人が、どんな考えで作ったのか?
これをとことん考えるのだ。

正しい練習になっているか?
もう一度ご自身を検証していただきたい。
本来なら合格率の高い、大切な練習法だ。
無駄な時間を過ごさないために。

黄色花

合格者の力=反応力

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「最近、脚気(かっけ)の検査ってやらないなあ」
昔書いた私のブログを読み返していて思った。

当時「設問分解」を説明した内容にこう書いている。

「合格するには脚気の検査のように
反応することが必要だ。
設問文で切り口や仮説を、
反射的に思いつく必要がある。」と。

つまり反応力が合格の鍵だ。

どうすればこの反応する力が付くのか?
この質問もよく受ける。

結論を言えば、過去問で繰り返しの
トレーニングをするしかない。

もちろん、ただやるのではなく、
どこでどう思いつかねばならないのか、
はじめは講師の指導が必要だ。

自分勝手に思いつくだけでは合格は遠い。

講師の指導が無い場合は、
「合格指南塾」での問題を解く中でトライすることだ。

採点が戻ってきたら、解答解説を見てさらに
自分の思考のポケットを膨らませていくのだ。
切り口や視点を学んでは、
科目ごと、レイヤーごとにノートにまとめ、
増やしていくと良い。

→合格指南塾 の詳しくはこちら

ところで、この練習の中には、
「与件分解」というジャンルがある。

これは与件文の整理の仕方を問題形式で学ぶものだ。

この与件での反応力は、実務で言うと
現場を見て「気付く力」だ。

「与件を読んでもぜんぜん気づかないんです。」

そう悩む方があるが、ごもっともと思う。
なぜなら現場を知らないからだ。

だが受験生でも鍛え方はある。

それは過去問を使ってやる方法だ。

というか、むしろ過去問でしか練習できないかもしれない。

なぜなら、本試験問題が有効だからだ。

本試験問題のストーリーや採点基準は、
経産省の意向でできている。

そのため、過去問を繰り返すことで徐々に
「意向の傾向」がわかるようになるのだ。

ここで言う「意向の傾向」と何か?

それは「中小企業であればどう対応すべきか?」
という中小企業ならではの考え方のことだ。

そこには一般的な考え方、
・経営資源が少ない
・機動性、小回り性
もあるし、経産省が考える白書や施策の方向性もある。

いつも上記の考え方を忘れずに、問題に当たれば
徐々に「意向の傾向」=どう解答すべきか、
がわかるようになるのだ。

いずれにしても、どう解答すべきか、
初めての問題でも気づけるのが合格者だ。

合格指南塾&過去問で確実に身につけようね!
命綱の反応力を。

hana35
プロフィール

中小企業診断士の鷺山(さぎやま)はるこです。中小企業診断士2次専門校AAS名古屋の代表を務めています。このブログを通じて、診断士を目指すみなさんへ、なんらかの“気づき”をご提供したいと思っています。よろしくお願いします。経営コンサルタント(株)ニュートンズアイ代表取締役。

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