2次試験対策に万全はあり得ない。
試験に対して不安なのは、万全があり得ないのに
万全を追うからだ。
ただ、困った時を想定し、それへの対策を
可能な限り考えておくことはできる。
残り1週間となったが、当日のイメージはできているだろうか。
困ることは何か?
最も怖いのは、何を書いて良いかわからなく
なった時だろう。この状態に陥るとパニくる。
この事態だけは避けたい。
そこで今日は、何を書いたら良いかわからなくなった時の
拠り所についてお話したい。
分からない問題が出てきたら、落ち着いて全体を俯瞰しよう。
具体的には次のことを確認しにいく。
1.事例企業のビジネスモデル
2.社長の想い、考えている課題
3.強みと弱み
4.活用できる地域資源
これらを確認したうえで他の設問で
書こうとしている解答骨子を確認する。
そうして、全体に一貫性が取れる、つじつまが合う
解答を考えるのだ。
2〜4については、ほぼ意味がわかるだろうから
今日は1についてご説明したい。
今日は1についてご説明したい。
企業は業種・業態によって、儲けるポイントと損するポイントが分かれる。
事例問題は、これらのポイントについて問う。
だから、業種・業態が何かわかれば、与件でどの情報を
意識すればよいかわかるようになる。
事例問題は、これらのポイントについて問う。
だから、業種・業態が何かわかれば、与件でどの情報を
意識すればよいかわかるようになる。
さて、困ったらまず、第一段落に戻り、何屋さんかを確認する。
実は、儲け方だけはほぼ、どの業種も一緒だ。
高いものが売れるようにするか、新たに何かを生み出す
ことを考えることで儲けられるようになる。
だから強みを探す時も、この儲けに直結する力を挙げれば良い。
だが、損をするポイントは業種・業態で異なる。
製造業ならモノづくりに関することを確認する。
そこに書いてあることで、生産性が落ちるようなことを弱みとして挙げる。
製造小売りなら上記に加え、4Pに関することを確認する。
この中で問題となっていることが弱みとなる。
サービス業なら人的問題(人事生産性に関すること)と
サービス提供時点の問題を確認しにいく。
サービス提供時点の問題を確認しにいく。
これも上記同様に、これらが書いてある与件の中から弱みを探す。
以上の手を使って、強みと弱みさえ見つかれば、
どの設問もある程度の解答は書けるはずだ。
最初にお話したように、困ったら上述の4つと覚えておいてね。
まず業種・業種業態を確認してどこに問題が出そうか確認。
そのうえで、強み弱みを見つけ、最後に社長のやりたいこと、
地域資源を見つければ、書くべきことが見えてくるはずだ。
地域資源を見つければ、書くべきことが見えてくるはずだ。
試験まで1週間。万全は難しいけれど、











