このところ「断捨離」にハマっている。
片付け始めると呆れるほどモノが出てきて、
気づいたことがある。
私は何でも集めたい人なのだと。
CDやDVDだけではない。MDや昔のVHSのビデオテープまで。
市販のモノというより、自分が好きな音楽や
映像を集めて、それもご丁寧に
タイトルやラベルまで付けて保管している。
現代のように何でもネット配信で、
それも無料で楽しめる時代が来るなんて、
それも無料で楽しめる時代が来るなんて、
当時は思いもしなかった。
だから好きなものを好きな時に、
いつでも視聴できるようにと
集めまくっていたのだ。
私の住む町では、カセットテープやCDは
燃えるゴミだ。一方ケースはプラスチックゴミだ。
これらの膨大な収集物を、
全て分別してゴミ袋に収めるまで
いったいどれほどの時間がかかったろう?
いや、そんなことより、
この膨大な自分の作品たちを
収録するのに、いったいどれほどの
時間を、人生に割いてきたのだろうか?
当時の自分の生産性の低さを思うと愕然とする。
こんな風に捨てることになるなら、
あの時間は無駄だったか・・・?
少し、落ち込む。
こんな風に捨てることになるなら、
あの時間は無駄だったか・・・?
少し、落ち込む。
だが、待てよ。
編集する時はワクワクしていた。
まるで宝物を創るように、心が興奮していた。
だからこれでいいのだ。
今ではゴミの山となったCDたちかもしれないが
今ではゴミの山となったCDたちかもしれないが
私が録り終えた時点で、彼らは既に
その役割を終えたのかもしれない。
その役割を終えたのかもしれない。
そうか、これらは、私が人生を無駄にした証ではない、
むしろ楽しんだ跡、「証」なのだ。
そう気づくと妙に心が軽くなった。
さて、次は何を捨てようか。
診断士の受験以来、膨大に増えた本たち。
これも私が頑張った「証」だ。
「お役目ご苦労!」そう盛大に言って、
ゴミ袋へ送り出そうと思う。おかげ様で!と。
「お役目ご苦労!」そう盛大に言って、
ゴミ袋へ送り出そうと思う。おかげ様で!と。