昨日は「解答骨子」を作ったら
指差し確認するように、とお話した。

では、何を確認するのか？
少なくとも次の６つだ。
ちょっと長いがご確認いただきたい。

�‖螳�
設問の本質部分、主語になるものだ。
例えば、題意が「理由」なら
述語は「〜〜のため」と、国語的にも揃えたい。

また「どのような組織構造」というように
具体的に聞いている時は、内容を確認する。
誤って組織文化や人事のことを書いていないか、
確認する。

�∪�約条件
制約条件に「〜〜のため」といった
目的が書かれている場合、
書いている内容が目的に合っているか確認する。

例えば「売上拡大のために」とあれば
客数ネタと客単価ネタの述部になっているか
確認する。

��戦略的表現か
内容にSが入っているか、Oがイメージできる
内容か確認する。

�せ�制や対象
「〜〜年以降」などと時制があれば
与件の内容と書いている内容を確認する。
「X社の」と書いているのに「A社」ネタに
なっていないか対象を確認する。

�セ�例ストーリーやテーマ
すべての骨子を縦読みして、自分が考えた
ストーリーやテーマと合っているか
確認する。
テーマは与件に書いたメモをさっと読み直して
確認しても良い。

�Δ弔犬弔�
すべての骨子を縦読みして、
つじつまが合っているか確認する。
設問ごとにつながるか？筋は通っているか？
確認する。

とりあえず、以上を確認して
自分にOKが出せたら、解答用紙に向かうのだ。

その際は与件文の該当箇所から修飾語を拾い、
解答骨子を、マス目の数に引き伸ばしていくのだ。
ここで、もっと良い内容にしよう、とか
変に欲を出してはいけない。必ず失敗する。
解答骨子でOKを出したなら、あくまでもそれを貫いて
解答用紙に文章化していくことが大事だ。

「解答骨子」で以上の６つを確認できる
ところまで自分を仕上げれば、
合格者のレベルに近づいたと言える。
ぜひ、頑張ってトライしていただきたい。
hana8