最近また不合格者答案を見直している。
そこで気づいたことがある。

不合格者の答案に多いのは
「手段」で文章が終わっているものだ。

例えば、
・〜〜の組織を作る
・〜〜〜を販売する
・〜〜〜関係を強化する
などなど、手段を書いて文章が終わっているものだ。

こういう文章を書く方には、
沢山の要素を書き並べる傾向があるようだ。

「要素をたくさん入れれば、
どれかがヒットして、点を貰えるのでは?」
という妄想があるのでは?

それは大きな間違いだ。

診断士試験で求められているのはこの2つだ。
・診断能力
・助言能力

見えている状況を経営の視点でどう診たてるのか?
また経営にどんな効果やリスクがあるのか?
こういった、診断士としての判断を
伝えることが解答には求められる。

これを理解していれば、
沢山の要素を入れようとはあまり思わないはずだ。

なぜなら、診断と助言を入れれば
必然的に文章は長くなる。
例えばこんな風に↓↓

〇主語〜〜は、(述語部分に対応する与件)〜〜〜により、
〜〜〜(手段+1次知識を使った診断や助言)である。

100字のマス目に書こうと思えば、
2文くらいがやっとだ、とわかるはずだ。

3つも4つも要素を入れようとすれば、
文章の中のどれかを省かねばならない。

省けば、文章の論理性も失われる。

そもそも「手段」を伝えるのであれば
そんな仕事は診断士でなくてもできる。

この試験は、診断士ならではの力を試されている。
これを忘れないで。
nanohana