こんな話を聞いた。
ある幼児保育の先生の指導の話だ。

「子供たちを叱る時でも、
最後は必ず褒めて終わってください、と
私は教員たちにお話ししています。

褒めて終わる理由は、叱って終わると、
それまでにできた成功体験や
良い思い出まで全て消してしまうからです。

嫌なイメージは子供たちの成長を阻害します。
だから叱る時でも、必ず最後は、
何かしら褒めて終わってください。」と。

確かにそうだ。私たち大人もそうだ。
嫌なイメージ、辛いイメージで終わったものは
次にまた再開するのが億劫になる。

でも一縷の光明でもそこに見えれば、
自分の気持ちを起こすきっかけになる。

とはいえ、大人の世界はそうたやすくない。
そうそう褒めてくれる人もいない。

まして一人で勉強する時はなおさらだ。
誰も褒める人はいない。

だからこそ、自分で見つけるのだ。
「できたこと」を。

だから私も心掛けている。嫌な気分で終わりそうな日は、
自分の1日を振り返り、自分にこう言うようにしている。

「でも、今日も元気に生きてるじゃん。
ご飯だって食べられた。
誰かのために、何かしら仕事もして
少しはお役に立ったに違いない。
大丈夫、私は頑張ってる、イケてる!」

すると、夜の寝つきも少しは良くなる。

受験で頑張っているみなさん。
1日を終わる時、必ず自分を褒めよう!

「私は大丈夫!やれてる!伸びてる!明日もできる!」
口癖にしてね♪ 自分を育てるのは自分だから。
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