ここ数日、心地よい小春日和が続いている。
私の周辺では、まさに桜が満開だ。

先日は土筆も見つけた。着実に季節は進んでいる。
こんな時は、うちの犬もクン活で忙しい。

土の匂い、草の匂いから何を見つけようとしているのか?
50cm進むのに、2〜3分かかったりする。

嗅ぎたくてしょうがないのだ。
匂いから他の犬の存在や
周辺の変化を感じたくてしょうがないのだ。

そんな様子を見ていてふと思い出した。
受験生の皆さんのことだ。

一つ一つの言葉の意味だけではない。
なぜそんな表現が使ってあるのか?
出題者はなぜこう書いたか?など、
文章を作った人の想いや意図まで
読み取っているだろうか?

まさかキーワードを拾うだけで、
どんな接続詞で段落がつながっているのか?とか
副詞などで強調する意味は何か?とまで
考えながら与件文を読んでいるだろうか?

特に組織事例には、文章表現でのヒントが沢山盛り込まれる。
だから皆さんは「読みづらい」と思うのだ。
抒情的な表現も多かったりするから。

マーケ事例や生産事例のように具体的な
表現は少ない。全てが「察してくださいよね。」と
言わんばかりの書きっぷりだからだ。

段落のつながりと全体構成を意識しよう。
接続詞、副詞等情緒的な文章表現を気にしよう。

事例問題をクン活するように丁寧に読めた時、
組織事例の本質がわかるようになる。

毎年同じような表現を使っているなあ、と気づく。
そうしたらもう組織事例は怖くない。

キーワード以外の言葉を
クン活するように丁寧に、きめ細かく読む!
一度はやってね、必ず。

きっと「組織事例ってワンパターン!」と
思え、気が楽になるはずだ。
tukusi1