「諦めなければ叶う!」
スペイン戦のあとに大谷君がコメントした時、
思わず私も叫んだ。
「そうだ!その通り!!」

本当に感動した。

と同時に、窮地に立たされた時の選手の心境はどうか?
とくに、勝利を与えてしまった投手のことを考えると、
他人事ながら、胃が痛くなりそうだった。

負けそうになった時、
「負けてしまうかもしれない・・。」と考える人と、
「何が何でも勝つんだ」と考える人と、
きっと結果は違ってくるのだろう。

それにしても何が人の気持ちを強くさせるのか?
もちろん、練習量は一番の源泉だろう。

自分の問題点に正面から向き合って、
時には自分にがっかりしながらも
辛くても苦しくても自分を修正し、鍛える。

それを乗り越えていける人が合格も掴むのだろう。

だが私は、もう一つ必要なことがある気がするのだ。

それは自分を妄信することだ。

「私が診断士になれないわけがない!」という
根拠もない自信を持つことだ。

実は、私も受験生時代そうだった。
診断士を受験すると言ったら、
周辺からはよくこう言われたものだ。
「なんであなたが?」
「あなたには難しいんじゃない?」と。

でも逆にそう言われることが私には不思議だった。

「私は診断士になるのになあ、
なんでそんなこと言うのかなあ、
不思議だなあ。」と怪訝だった。

合格できるかどうか、とか
これっぽっちも自分を疑わなかったからだ。

過去にも経験があるが、
こんな風に自分を妄信する時は、なぜかいつも成功している。

妄信できたおかげで、
「通らなかったらどうしよう」
などという無用な悩みを持つこともなかった。

「私が通らないはずがない!」と自分を信じ切れたからこそ
いつも前向きな気持ちでいられたのだ。
通る方法だけに集中できたのだ。

皆さんは心から自分を信じ切っているか?
もう一度振り返りたい。本当に信じているか?

hana02