本当に合格者として生き残るための方法とは?
そして力とは何か?

子供の頃、道に迷った時に思い出したのは
学校で習った基礎知識だ。
特に高度なことでもない、というお話を昨日した。
基礎知識を思い出して応用しただけだと。

困難に直面し、万事休すとなった時、
人が出せるのは、自分に身についたことだけだ。
すっかり習慣化して、
無意識でも実行できることだけだ。

診断士試験でも同様だ。
難しい問題に直面した時、
結局は基本的な知識で事足りる。

理由は、知識の応用がこの試験の本質だからだ。

1次試験で学んだ知識を、
膨大に覚えても2次には通用しない。

むしろ基本的なことが身に染みていて
それを使えたかどうかで、合格は決まるのだ。

では使える人になるにはどうすればよいのか?

単純だ。使う努力をすることだ。
ただ使う努力と言っても「機会」が無ければ難しい。

例えば、設問分解講座の課題シートを
・設問と与件を1次知識で読み替え
・解答例を見て使う知識を想定し
・知識の切り口で骨子を作れる
ようなフォーマットにしているのも
全ては基本を応用する練習をするためだ。

合格者にこの講座の経験者が多いのもわかる。
使う練習を繰り返すからだ。

ところで、昨年の本試験を難しいと感じた皆さん。
また特に、初学者でもないのに、
勉強も散々したはずなのに、
難しかったと感じた皆さん。
勘違いしてはいけない。

難しいからといって、
難しい勉強をしようと思ってはいけない。

むしろ、基礎を腹落ちするまでやることだ。
本番で問われるのは、基礎の応用だ。

けっして勘違いしてはいけない。
通りたいならまずは基礎固めから。

足元が固まった人がどんな難問にも
解く糸口を見つけられる人だ。
忘れないでね。
yuuhi