先日珍しいモノを見た。
エアコンのスイッチも
「暖房」ばかり入れるようになったこの季節に、
車の窓を全開にした車が走り去った。

車窓には7〜8歳くらいの子どもの顔。
風を浴びて満面に笑っていた。

笑顔はいい。見るとこちらの心もほころぶ。

そういえば最近思うことがある。
日常で笑顔を見ることがめっきり減った。

うっとおしいマスクのせいもあろう。
「満面の笑み」を見る機会が減ったように思う。

私は、散歩ですれ違う人には、
それが知り合いであろうがなかろうが、
大きな声で挨拶するようにしている。

「おはようございます!」
できるだけ笑っているような声で挨拶すると
返事をする人もいるが、無視する人もいる。

そうして返事をする人はさらに、
・目が笑う人
・驚く人
・とりあえずむすっと返事をする人
に分かれる。

別に、この地域に住む人の人格調査を
しているわけでもないのだが、
なんだか興味深くて、毎日、
挨拶しては観察を続けている。

お返事をしてくれて、さらに笑顔になる人は
その先は会話をするようになる。

これを毎日会う度に続けていると、
どこに住んでいるかわからないような人も
なぜか知り合いになった気になる。

そうして、ふと思うのだ。

ただ挨拶をして、笑顔を作って、
声をかけるだけで、コミュニティは
作れるかもしれないと。
心を病む人も、孤独死も減るかもしれない、と。

何も大したことじゃない。
ちょっと声をかけて笑みを浮かべるだけだ。

これだけで悲しい事故も事件も
減るかもしれない、そう思いながら、
今日も散歩に出かける。

笑顔を見られるといいなあ、と期待して。
「笑顔探し」私の、ちょっとした趣味なのだ。
空と枯葉