試験が近づくにつれ、
ネガティブな言葉ばかり吐く人がいる。

「あれがデキナイ、これがデキナイ」
聞いていると悲しくなる。

できるようになっていることは何もないのか?

この1年、一切の勉強を絶ってきた方は仕方ない。
そりゃそうだろう。やらないと忘れるのが勉強だ。

特にこの2次試験は、読み方も考え方にも慣れがいる。
だからやらないとできなくなるのも頷ける。

だが何かしらの努力をしてきた皆さんは必ず成長している。

できるようになったことが必ずあるはずだ。

なぜその成功体験に目を向けないのか?
責めてばかりではあまりに自分が可哀そうだ。

できないことを客観的に見つめて
「只今、対策検討中!」という方はOKだ。

「検討している対策が正しいか?
ぜひ専門家の意見を伺いたい。」
この考えで、講師に相談するのがあるべき姿だ。

こういう方は、とても診断士に向くタイプだ。

たとえ成績が付いてこなくても、
本番までまだ3週間ある。合格の可能性は高い。

だが「デキナイ」と悩むだけの皆さんは、
残念ながら診断士に向いていない。

診断士って何をする人か知ってる?

問題解決する人だ。
問題解決の意識を持てない方には、
このお仕事は無理だ。

厳しいことを言うようだが、もうひとつ。

たとえ、時間が無いと焦っても、
診断士に向く人は決して諦めない。

支援先を諦めることはない。

「時間が無いから今年も無理か?」
諦めの早い人も診断士に向いていない。

自分は診断士に向いているのか?
もう一度考えよう。

「診断士に向いているかどうかわからない、
でも絶対診断士になりたい!」
そう強く思ったなら、

デキナイと言うな!
最後まで絶対諦めるな!

以上!!!

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