人の話を聞く時、皆さんはどんな姿勢で
聞いているだろうか?

様々なタイプがあるのだが、
大きく分けると、
・肯定的に聞く人
・否定的に聞く人
の2タイプがあるように思う。

肯定的に聞く人には、「傾聴」する人が含まれる。
言うまでもなく、中小企業診断士は
肯定的に聴く人だ。

社長がおかしなことを言っておられる、
そう思っても、まずは「聴く」のだ。

態度も心底受け入れている姿勢を見せる。

そうすれば、社長も聞き手の姿勢を感じるから
色々話してくれる。より多くの
情報を得ることができるのだ。

これが否定的な人ならどうか?

相手の言っていることに納得できていない、
そういう気持ちが表情に出るだろう。

ややもすると、言葉の冒頭に、
「いや、」「でもそれは」と
付けてしまうかもしれない。

そう言われた相手はどう感じるだろう?
『この人は意見が合わない人だ』と
直感するかもしれない。

このように「否定的に聴くこと」には
実に弊害が多い。

実務だけではない。試験もそうだ。

書かれている内容を全て受け入れ、
把握し、それに沿って解答を書かねば
通らないのに、否定的に読むと
出題者まで否定することになる。
当然、合格は難しくなる。

ところで、いつも否定的に
人の話を聞く人には、総じて
自己主張の強い方が
多いように感じている。

実はかく言う私も、不合格の頃そうだった。

肯定的か否定的か。
人として、どちらが良い
というわけでもない。

どちらでもよい、その人の個性だから。

ただ診断士という仕事柄、
前者のほうが向いているなあ、と思うだけなのだ。
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