皆さんは事例問題を読む際に、どう読んでいるだろうか?

ただ国語的にとか、
ただ知識で読み替えて読もう、
とだけ思っていないか。

それでは、
大切なことを忘れていると思うのだ。

書いた人の気持ちだ。

どんな気持ちや意図で書いているのか?
意識しているか。

例えば、グリム童話の赤ずきんちゃん。

あっさりと出来事だけを読んで行くと、
最後には、悪者オオカミが退治されて
ハッピーエンドの話だ。

だが、詳細に読んで行くと、実に怖い話だ。
こんなにも残酷な話かと、その表現に驚く。

人を騙して悪いことをすると、
こうも残酷な仕打ちを受けるのか?と
恐怖さえ感じる。

グリムさんたちは、
私たちに何を伝えたかったのか?

日本の舌きり雀の話もそうだが、
元話には書き手の怨念や情も籠っている
気がするのだ、悪事や狡さ、そして
善人を騙す人への憎みの気持ちが。

では、
事例問題はどうか?
経産省から依頼を受けた先生方は、
何を私たちに伝えたいのか?

それを感じ取れるのが、
マクロでは
与件の文章構成や設問構成、などだ。
ミクロではわざわざ表現だ。

そこには
「将来診断士になる諸君!
 君らが身につけるべきこと、
 やるべきことは何か?
 わかるか?!
 私たちの気持ちがわからない輩は
 こちらの世界へ来るな!」という厳しい声も
 聞こえてきそうだ。

なぜそう思うのか?
昨年の令和3年からの試験問題の文章の、
ハードさを見てだ。読み方の難易度も上がった。

書き手が伝えたかったことは何なのか?
それを探る一つの手が、中小企業白書にもある。
これも忘れずに学んでおいてほしい。

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