「人生をかけるくらい全力で勉強した」
なのに、不合格になってしまう時がある。

なぜなのか?

長きにわたり受験生を見てきたものからすると
まず多いのは、方法を間違っている場合だ。

特に、SNSやネット上の情報に
すぐ飛びつくタイプの方に多い例だ。

「これなら通る」とネットに踊っていても
それが自分に合わなければ、
合格は難しい。

通るための本質は何か?
それを見極めることが大事だ。

私が2次を受験していた時、
そして、不合格になって、どうすれば
通るのか?道に迷った時、
探したのは
「そもそも経営コンサルティングとは
何をすることか?」だ。

まずは「経営コンサルティング」の理論を探そうとした。
結果、ILOの翻訳本「経営コンサルティング」
という書籍に出会い、
その中にある『コンサルティングは母性である』
という言葉で目覚めたのだ。

今この直前期に読む必要はないが、
本質論はいつも意識したい。

さて、最初の話に戻ろう。

勉強したのに通らない人の中には
「当日不安になって解き方を変えた」
という人も多い。

当日でなくても直前で変えたとか。

これも本質論を理解していないから
軸がぶれるのだ。

そして、自分の解く型を定着させていないせいもあろう。

いずれにても自分の武器は1つだ。
周辺に踊らされても、
それはあくまでも他人の持つ武器だ。

振り回されてはいけない。
自分の目でしっかり見極めよう。
どうすれば通るのか。自分の目で。

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