試験中に混乱してきてパニックになる方がある。
というか、殆どの受験生がそうだろう。

わからない問題が登場すると、
つい一生懸命考えてしまう。

そのうち、はまって時間をどんどん使ってしまう。
そういう蟻地獄にはまっているかのような自分に
気が付いてさらに焦るのだ。

そうして、「もうこれじゃダメだ」と
他の問題に慌てて取り組み、
走り書きのような解答を書き、
終了時間を迎えてしまうのだ。

想像するだけでも悪夢を見そうだ。

こんな状況でも合格を掴める!
と思う方はまずない。

だからパニックへの対策は
受験生として必須なのだ。
なんとしても考えておかねばならない。

対策には、
最中に行うものと事前に行うものがある。

まず最中に行うことだが、
少なくとも、混乱しそうな状況に陥った時は、
すぐに手を止めることだ。

5秒考え、解答の方向性がわからない問題は
かなり考え込むことになる問題だ

そんな問題は、全体を読んで、
他の問題を考えてから
それらにつじつまを合わせるように
書くしかない。

なぜなら、自分で考え付かないのだから。
観点を変える必要がある。

だから初見の段階で考え込むのは
無駄なのだ。

わからない問題に出くわしたら
大きく目立つ印やフラグを付ける。

付けたらすぐにそのことを忘れて
次へ読み進める。
そうして解答を書く際に、全体を眺めなおして
何を書くべきか決めるのだ。
試験の最中の対策としてはこれが最もやりやすい。

さて次だが、試験の前に準備しておく
パニック対策はどうか?

これについてはまた明日。