今日はお悩み相談に多い
解答の書き方についてお話したい。
結論から言うと、解答の書き方には
「妥協」が必要だということだ。
何を妥協するのか?
それはまさに「書き方」だ。
もちろん解答は「因果」を明確にして、
わかりやすく書くことが大切だ。
だが、わかりやすく書くことよりも
もっと大切なのはその内容だ。
書き方がへたくそでも
内容が揃っていれば点が入る。
例えば出題者が利益を向上するための
策を問うているなら、
そのために必要十分な内容にするのだ。
売上を上げる策、費用を削減する策。
この2つを、与件情報を
使いながら書けばよい。
利益の要素は、「売上ー費用」だからだ。
それは箇条書きでもいい。
売上なら新規客か既存客か、
費用なら原価か販管費か。
これらに該当する与件情報を使って
改善するように列挙すればよい。
もちろん因果が整って、さらに
必要十分な内容が入ればなおよいが、
書き方で無理をして、
内容が整わねば何の意味もない。
採点者が見ているのは内容だ。