中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo(スィ,エッコロ)」

AAS名古屋代表  鷺山はるこのブログです。 中小企業診断士2次受験ノウハウを惜しみなく掲載中!         ※Si.Eccolo!とはイタリア語で「はい、ここにあります。」という意味です。

場所を変え気分を変えよう!

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今年の6月は例年の7月、梅雨明けと
同じような気温になっているらしい。

受験生の皆さんも悪銭苦闘の最中と思う。
猛暑で疲労も溜まる中の勉強は大変だ。

そこでご苦労中の皆さんへ過去の卒業生の話をしたい。
それは勉強場所を変えて、モチベーションを上げるお話だ。

場所を変えるというと図書館や自習室を想像されるかもしれないが、
うちの卒業生での例は喫茶店など飲食店を利用していた。

それも時間と場所、勉強内容を定型化して実行する。
この定型化がミソだ。

例えばある人は、通常より30分早く出勤し、
通り道にあるドーナツ屋を利用していた。
時間は必ず30分と限定。

朝店に入ったら、珈琲を頼む。
そうして事例問題を一つだけやる。
それも解答骨子を作るまでの30分だけをやる。

本来解答骨子までで30分というのは難しい話だ。
少なくとも40分はかかる。
だがそれを敢えて30分で行い、
短時間で考える鍛錬としていた。

出勤時間は必ず守らねばならない。
だから強制的に、自分を圧迫して
強制的に考え付くトレーニングとしたのだ。

またある人は休みの日の1日だけを使い、
喫茶店を4軒はしごし、勉強していた。

それぞれの店に1時間ずつ。
注文するのは珈琲とお菓子またはパスタなど一品物。

ほぼ1日かけてじっくりと、お店を転々としながら勉強する。
飽きたり疲れたりするから場所が変わる度に、科目を変える。

ただし、店は変えないとのこと。
理由は、「その店の常連となれるし、可愛いお姉さんが
スタッフにいたら、仲良くなれるから。」と。
まあ、理由はどうあれ、通れば良いのだ。

さて、これらの例に共通して言えるのは次だ。
・時間を限定して勉強するから集中力が増す
・場所を変えて気分を変えられる
・定型化しているからその都度
 「何を勉強しようか」と悩むことが無く
 すっと勉強に入れる
・勉強する雰囲気ではない所で敢えてやるから
 気分転換になる

皆さんもいかがだろうか?

勉強は長くやればよいものでも、
図書館や自習室でやれば受かるものでもない。

工夫するのも診断士の知恵と思うよ。やってみては?
hana15

問題解決思考と裏返し読み

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人はいつも様々な問題や課題を持っている。

仕事でもプライベートでも試験でも。
「もっとこうあったらいいのに」
そう悩むことは多いと思う。

問題解決思考はそんな時に役立つ考え方だ。
そしてこれは、中小企業の問題解決をする
診断士にとって、最も重要な力だ。

ところで、問題解決をするための基本は何だろう?
問題を発見した時に、まずはシンプルに課題を見つけることだ。

例えば、「お金が無い」という問題があれば
シンプルに裏返して、こう考えれば良い。
問題「お金が無い」→課題「お金が有る」状態にすればよい。

掌を返すように、単純に裏を考えれば良い。
これが問題解決思考の第一歩だ。

実は事例問題も、この「裏返し」の発想で書かれている。

例えば与件文に、
「サイトにはまだ企業情報しか載せていない」
とあれば、「企業情報以外を載せれば良い」と読む。

この読み方はシンプルだ。

だがこんなものもある。
「新規商品の開発や新規顧客開拓以外で」とあれば
新規以外、つまり既存商品の開発や既存顧客の深堀り
をすること、と読む。

これはただ裏返すのではなく、知識のヒントも
書かれていることに気づきたい。
つまり製品/市場の軸で切るアンゾフの
成長ベクトル(戦略)のことを言っているのだと気づきたい。

つまり、既存商品と既存市場だから、
「市場浸透戦略」で書け、と言われていることに気づきたい。

こんな風に、裏返しや逆、そして知識のヒントを考えながら
読んでいくのが事例問題の正しい読み方だ。

だが時には、少し考察が必要なものもある。

例えば「〜〜している中小企業はまだない」と
書かれていれば、この意味はこうだ。
「中小企業にまだないなら先駆けでやりなさい。」
事例ストーリーのヒントになっているのだ。
思わせぶりな表現なのだ。

事例問題を正しく読むためには、
裏を読んだり、思わせぶりな表現に気づいたりこの力が重要になる。

この練習をするのが過去問練習だ。

過去問の文章はこういった癖のある文章で
古くから書かれ続けている。金太郎飴のようにだ。
だからこの読み方が上手くなれば出題者意図もわかるようになる。

以前からお話するように、過去問を繰り返す意義は
この表現に慣れ親しみ、出題者意図に素早く気付く力を
付けることにある。

だから解答を覚えてしまうから、
「過去問繰り返しには意味が無い。」という発想は
過去問をやる意義がわかっていないことになるのだ。

過去問には出題者のヒントが満載だ。
このことにいち早く気付ける人になること、まずはこれを目指そう。
これが、問題解決思考を付けるための第一歩だ。

sora3

行き違い解答

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先日、ある友人からえらくご立腹の様子で電話があった。
「ねぇ、ちょっと聞いてよ!」
この第一声に、またも旦那さんの話だな、と直感した。

傍から見れば何の不満も無さそうなご夫婦なのだが、
ちょっとした行き違いはしょっちゅうあるらしい。

こないだも買い物を頼んだそうだ。
「トマト買ってきて、小さめのやつね」と。

で、旦那さんが買ってきたのはミニトマトだった。
奥さんは普通のトマトの「小さめ」を
頼んだつもりだったのだが・・・。

旦那さん曰く、「小さめ」と言われたし
ミニトマトのほうが安かったから、と。

細かい話かもしれないが、こういった行き違いはよくあるそうで。

その前は、ひき肉だったらしい。
奥さんが頼んだのは牛と豚の合いびき肉、
旦那さんが買ってきたのは牛のひき肉。

旦那さん曰く、見た目が赤くてきれいで
美味しそうだったと。

こんな行き違いでストレスを溜めては愚痴が飛んでくる。

皆さんは奥さんと旦那さんと
どちらが悪いと思われるだろうか?

まずは具体的な指示をしない奥さんのほうが
悪いと思われるだろう。私もそう思う。

だが度々、買い物で揉めているなら、
用心して確認すべきなのだ。旦那さんのほうも。

2次試験で「問われたことに問われたように」
という合格のコツがある。

あれは、設問で問われたことに
ピッタリと的を射て、問われたように
答をを返すことを言う。寸分の違いなくだ。

皆さんの中にもあるだろう。
「きっとこう問うていつのだろう」と
ざっくり読んでざっくり答えてしまうことが。

そのおかげで解答が微妙にずれて点が入らなかった、
なんて経験があるだろう。

人は自分の理解したいように読んでいることが多い。

買い物でいつも揉めている友人宅のように、
出題者の気持ちと行き違いになるような
解答になっていないか?

それは相手が何をどう答えてほしいのか、
丁寧に読み返さないから起こるトラブルだ。

出題者と揉めたら、ずっと通らない。

何にについて、どのような視点から
どう答えよと言っているのか?
設問はいつも丁寧に読み返そう。
設問分解をきちんとやろう!

けっして「行き違い」解答にならないようにね。
くれぐれもご注意を。

birds
プロフィール

中小企業診断士の鷺山(さぎやま)はるこです。中小企業診断士2次専門校AAS名古屋の代表を務めています。このブログを通じて、診断士を目指すみなさんへ、なんらかの“気づき”をご提供したいと思っています。よろしくお願いします。経営コンサルタント(株)ニュートンズアイ代表取締役。

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